【パワーなんていらない??】筋トレ ブログ パワーと筋肉の大きさについて!

こんにちは!なやかまかです!

最近は相変わらずパワーにこだわる筋トレをしております。

 

さて、筋トレをしているとトレーニーから「パワーはいらない、ボディメイクのためにしてるんだ!」「パワーより丁寧さだよ!」と言ったことを耳にします。

 

たしかに、なやかまか自身もボディメイクを主の目的として筋トレをしており、筋肉を大きくすることのほうが大事ではあります。

 

しかし、筋肉の大きさとパワーは関係ないのでしょうか??

 

本日は、そんな筋肉の大きさとパワーの関係について語って参ろうと思います‼︎

 

当ブログでは、「筋トレでどんなことをすればいいのか」「体を変えたいけどどうすればいいの」といった方々に対して、筋トレの知識やと楽しさを伝え、1mmでもお役に立てればと思い発信しております。

 

目次

1.パワーと筋肉の大きさについて

2.パワーを高める方法

3.まとめ

 

1.パワーと筋肉の大きさについて



結論から申しますと・・・

 

めちゃくちゃ関係あります‼︎

 

というのも筋肉が大きいということは、それだけ力を発揮できる要素が多いということです。また、ある研究によると、筋の面積とパワーは比例関係にあるという結果も出されています。

 

しかし、たまに明らかに体型と扱う重量が見合ってない細身なのにパワーがごりごりにある人もいます。

 

そういった方は、

 

・重量を上げるテクニックに優れている

・神経伝達(神経の動員数)が発達している

・必要な部位のみ発達が凄まじい

ということが考えられます。

そのため

 

細身で重量が上がる=筋肉の発達に関係ない

 

という結論に至ってしまいがちです。

 

しかし、細身だとしてもとんでもない重量があがるのは天賦の才を持つ人や、かなりの練習を重ねた人です。

 

皆さんも感覚的に分かるかと思いますが、ゴリゴリに筋肉がある人が、より重量を扱うことが出来るというケースが多いです。

 

先ほども申し上げましたが、筋肉の面積とパワーは比例します。

 

そのため

 

筋肉がゴリゴリにある=重い重量を扱える

 

ということとなります。

 

逆に言えば

 

重い重量を扱える=筋肉が発達しやすい

 

と言えるでしょう。

 

 

 

解剖学的に掘り下げると、筋肉は大きく早筋繊維と遅筋繊維という二つの筋繊維に分けられます。そして、それぞれに特徴を持っており、

 

・速筋繊維→太く、大きくな力と素早い収縮

・遅筋繊維→細く、小さな力で持久性に長ける

 

と、このような特徴があります。

イメージとしては、スプリンターかマラソン選手の違いが分かりやすいでしょう。

スプリンターはごりごりで早く、マラソン選手は細身で長距離を得意としています。

 

つまり、速筋線維を刺激するような高重量を扱うような筋トレをすることで、筋肉が太くなるということになります。



筋肉を育てるためにも、パワーをつけることが重要ということがわかりました。

では、次にパワーをつけるためにはどうすればよいのかについて語って参ります。

 


 

 

2.パワーを高める方法

実際にパワーを高める方法として体重を増やしたり、フォームを改善したり、テクニックを覚えたりと様々な方法がありますが、今回はより解剖学的に見ていきましょう。

 

根本的にパワーを高める方法は大きく二つあります。一つは筋肉自体を大きくすることであり、もう一つは神経を発達させることです。

 

①筋肉自体を大きくする

先ほども申し上げたように筋肉の断面積とパワーは比例関係にあります。

 

なので、初めは8~12回程度で限界の来る重さを扱うことでパワーも自然と伸びると考えられます。



しかし、問題は伸び悩んだところです。重さを扱うことが停滞してしまうということは、筋肉への刺激も停滞するということになります。

 

そこで出てくるのが

二つ目の要素である【神経】なのです。

 

②神経を発達させる

神経と筋肉は当然つながっています。
しかし、細かくみるとすべての筋繊維と神経が繋がっているかは別の話です。

 

例えば胸の筋肉が100あるとしても、筋繊維と繋がっている筋繊維は60である可能性があります。この、神経と筋繊維とのつながりの数のことを

 

【運動単位】(モーターユニット)

 

と言われています。

 

つまり、神経を発達させるということは神経と筋繊維のつながりの数を増やしていくことであり運動単位を増やすということです。

 

では、神経を発達させるトレーニングとはどういったトレーニングか??

 

それはずばり

 

1〜5回までしか持てない重さを回数こなす!

 

ということです。

 

具体的に言うと、一回しか持てない重さを1RM

と表現されますが、その1RMの90%の重さ以上のものをもつと神経系が発達されやすいと言われています。

 

 

そのため、筋肉を大きくするためのトレーニングだけでなく、5回程度で限界となる重さも扱い神経系を発達させることも必要となってきます‼︎



ただ、世の中にはパワーリフターなるものが開発した

5×5セット法やHPS法といったものもあるので、また機会があれば解説していきたいと思います!(HPS法については過去に語っているので是非見てみてください!)


 

 

3.まとめ

今回はパワーと筋肉の大きさについて語らせて頂きました。

大事なところだけ3つに要約すると

・筋肉の大きさとパワーは比例しているということ

・筋肉の繊維には遅筋繊維・速筋繊維の2種類があり、主にパワーに反応しやすい速筋    
 線維を刺激することで筋肉が大きく強くなる

・1RM90%以上の重さ(5回程度しかできない重さ)を扱うことで神経系が鍛えられパ  

 ワーが強くなりやすい

 

という感じです。

 

これは私自身の体験なのですが、筋トレを始めたときの自分はボディメイクのための丁寧に8~12回までもてる重量を主に扱っていました。

 

しかし、それだけのトレーニングでは体が大きくなる実感がありませんでした。そこで、今回語ったような5回までしか持てない重さも織り交ぜてやったところ、パワーは伸びて体も明らかに大きくなったという経験があります。

 

筋肉を増やすため、パワーも増やすことはとても重要だと肌で感じたなやかまかです。

 

皆様も「なーんか停滞気味かも」と思ったらパワーを増やして、筋肉も増やしていきましょう!!😆

 

このブログが初心者や迷えるトレーニーに1mmでもお役に立てれば幸いです‼︎

 

また次の記事でお会いしましょう‼︎(^^)/